for SDGs in SWEDEN

2019年7月2日、chart projectとして初めての海外での展覧会「chart project for SDGs in Sweden」をスウェーデン・ゴットランドにて開催。
本展覧会は、ゴットランド島で行われる政治月間イベント、Almedalsveckan（アルメダールス・ヴェッカン）にchart projectが参加し、SDGsを題材にした新作品やスウェーデンに関するグラフで制作した作品などを展示した。

 

 

 

 

 

会期の期間は、ゴットランドにて政治月間イベント“Almedalsveckan（アルメダールス・ヴェッカン）”が開催されており、スウェーデン全土やヨーロッパ各地から政治家から観光客と多くの人がこの島を訪れる。
会場となったのは、サスティナブル先進国スウェーデンにある、映画“魔女の宅急便”の街のモデルとなったゴットランド島。そのゴットランド島にある世界遺産に登録されている築1700年もの歴史ある建物だ。

 

 

 

 

 

「chart project for SDGs in Sweden」にも、デザイナー、イラストレーター、ファミリー、経営者、大学生そしてDMを置かせてくれた現地のカフェの方と多岐に渡るジャンルの方々が訪れてくれた。初日には、SDGsのロゴやコミュニケーションをデザインし、世界の課題・目標をひと目見て伝わるように制作したクリエイティブディレクター 、ヤーコブ・トロールベック氏が来館。社会課題のグラフを使い、世界で起きている社会課題をアートで表現し知るきっかけとなるchart projectの手法を賞賛してくださった。

 

写真左：ヤーコブ・トロールベック氏 と株式会社ワンプラネット・カフェ ペオさんご夫妻

  

当展覧会を後援してくださった株式会社ワンプラネット・カフェ ペオさんからも熱心に解説いただく。ソーシャルへの意識が高いスウェーデンの方々。質問もとても具体的で、一つ一つの作品に対して多くの意見をくださり、chart projectとしても今後に生かせる有意義な展覧会となった。

 

 

写真奥 株式会社ワンプラネット・カフェ ペオさんと、作品の中にあるグラフを探す子供達

 

 

TITLE : 「In your hands」　chartist :  大田 香

グラフ提供：株式会社テレビ金沢

 

石川県民のSDGs認知後の行動や考え方のグラフを元に制作され、今回初お披露目となった新作品。一人一人の行動によって広がっていく豊かな自然と、共生する石川の街の未来をテーマとして描かれており、個々の小さな行動がより良い未来に繋がるという願いが込められている。

 

 

 

TITLE : 「FULL OF DREAMS」　作品作者： YUKO KIMOTO

グラフ提供：公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

 

日本の子どもの相対的貧困率のグラフを元に、白黒の細かく手書きで描かれた作品は、スウェーデンの方々から日本の漫画のようだと感心をよせた。子どもたちが、自由に遊び学び、夢を描ける世界であること、そんな世界をつくり守る大人が描かれている。

 

 

 

TITLE : 「Dear North and East」　chartist： たかはし のぞみ

グラフ提供：株式会社 ワンプラネット・カフェ

現地の子どもたちから人気の高かった、スウェーデンと日本のCO2排出量のグラフから制作された作品。白熊はスウェーデン、黒熊は日本をイメージされている。CO2削減に取り組むことで、星空もよりきれいに見え、雪山の氷減少も食い止められ、動物や魚がいきいきと生活できる未来が表現されている。

その他にもSDGsをテーマとした社会課題のグラフを元に制作した作品を多数展示。言葉の壁を超えるアート作品を多くの方にみていただける機会となった。

 

 

 

chart project for SDGs in Swedenの展示映像はこちら

 

 

 

ABOUT

chart project for SDGs in Sweden

日時	2019年7月2日（火）～7月4日（木）
会場	Norra Kyrkogatan 26, Visby, Gotland Sweden

 

参加イベント：Almedalsvecka

chartist :大田 香 / r2（下川恵・片山明子） / YUKO KIMOTO /

熊木 まりこ / さわの めぐみ / たかはし のぞみ / 藤井 賢二

 

Sponsorship：chart project
Support：株式会社ワンプラネット・カフェ